スタッフブログ
放置してはいけない!寝起きのしびれに隠された危険な原因
寝起きに手や腕・足など身体の一部がしびれる経験をしたことはありませんか?軽い症状だからと思い放置してしまうと、後に重篤な症状を抱えることになるかもしれません。しびれの原因は様々で、しびれが起きる部位や伴う症状によって異なります。今回は、しびれの原因について説明します。
① 神経が原因となるしびれ
神経は骨と筋肉の間を走行しており、筋肉によるカラダの関節運動やカラダの皮膚感覚を支配しています。しかし、何らかの原因で神経が圧迫されると、その神経が関与している範囲にしびれなどの症状が現れます。
寝起きにしびれてすぐに改善する場合、一時的な圧迫が原因だと考えられており、圧迫が解消されることで症状は改善されます。
一方、寝起きから時間が経過しても改善しない、または長期間にわたってしびれが続く場合、神経の走行する部位に何等かの原因を疑います。
代表的なものには、手関節で靭帯や筋肉によって神経が圧迫されることでしびれ・違和感が起きる手根管症候群、殿部にある梨状筋と呼ばれる筋肉が神経を圧迫することでしびれが起きる梨状筋症候群、首から肩にかけて走行している神経が筋肉や骨による圧迫が原因で起こる胸郭出口症候群などがあります。この場合、圧迫が起きている部位の組織を改善しなければなりません。
圧迫により神経を損傷してしまうと、カラダを動かすことが難しくなることや皮膚感覚が失われることがあります。
また上記に記載した部位は、猫背や反り腰など普段の姿勢が関係していることもあります。圧迫が解消されず長く続いてしまう場合、手術による組織の改善を行う可能性もあります。
症状の改善・発症を防ぐために日頃からストレッチや適度の運動を行い姿勢の改善を心がけましょう。
② 血液が原因となるしびれ
脳からの情報を神経を通して末梢に伝達することでカラダを動かすことができます。しかし脳に対して血液からの栄養が不足すると脳細胞が正常に働かなくなり、しびれや麻痺といったカラダに影響を及ぼすことになります。
高血圧・喫煙・睡眠不足・飲酒などが原因で血管・血液に害が及ぶと、血管が破綻することで起こる脳出血や血管内に血栓ができ血液の循環ができなくなる脳梗塞が起きます。このように日常生活によってカラダのしびれや麻痺を引き起こすことがあります。
脳出血とは脳の血管が破綻して血液が血管外に漏れ出たものをいいます。血管外に漏れ出た血液がそこで固まって血腫ができ、周囲の脳を圧迫することでしびれや麻痺が発生します。
脳梗塞とは、脳の血管が血液の影響で詰まり、脳細胞に栄養が送ることができなく脳細胞が正常に働けなくなったものの状態です。脳梗塞が起きると、死滅した細胞の部分で担っていたカラダの感覚や運動機能は失われてしまいます。
このように脳が障害を受けるとカラダの様々な部位に影響を与えてしまいます。また手・足のしびれや麻痺だけでなく、頭痛・めまい・吐き気・顔のこわばりなど様々な症状が現れます。そのような場合は、速やかに専門医を受診してください。
しびれの原因は脳や神経の走行部位の圧迫だけでなく、糖尿病などの内科的疾患や頚椎・腰椎ヘルニアも関係していることがあります。しびれの症状は、初期段階に適切な治療を行わなければ、後々重篤な症状になってしまいます。
カラダの様々な部位のしびれでお困りの方は、ふくなが接骨院までご相談ください!
お問い合わせはこちら
HOME
アクセス・料金
初めての方へ
スタッフ紹介
採用情報
ギャラリー
腰の痛み
肩の痛み
頭・首の痛み
手や足の痛み
施術メニュー
最新ブログ記事
- 2024年8月29日 放置してはいけない!寝起きのしびれに隠された危険な原因
- 2023年11月28日 腰痛を放置は危険!?
- 2023年11月1日 交通事故の通院期間について