足底筋膜炎、かかとの痛み
- かかとの内側、やや前方が痛い
- 押すと痛い
- 起床時、床にかかとをついたとき鋭く痛む
- 椅子などに長く座った後に立ち上がると痛む
- 長時間立っていると痛くなる
- 運動後に痛む
このようなかかとの痛み、足底筋(腱)膜炎ではありませんか?
足底筋膜炎とは?|ふくなが接骨院
足底筋膜炎とは、かかとの痛みの原因としてはとてもポピュラーなものです。
足の指のつま先部分からかかとの部分まで、足のうらを縦に走っている筋肉(腱)の分厚い膜があるのですが、その膜がかかとにくっつく部分での炎症を言います。中高年の女性やアスリートに多くみられます。また、足底筋膜炎が長引くとかかとの骨に踵骨棘と言うトゲができ、シーバー病やセーバー病と言われる成長期のお子さまにみられるかかとの痛みとの鑑別が重要となります。
足底筋(腱)膜とは?|ふくなが接骨院
足底筋(腱)膜とは、かかととつま先の間に弦のように張っている筋肉または腱の分厚い膜でできた組織を言います。足をついたときに衝撃を吸収する役割を果たしています。
足底筋膜炎の症状とは?|ふくなが接骨院
1.朝起きた直後の数歩がとても痛いが、時間の経過とともに痛みを感じなくなる
2.長時間座っていて立ち上がったときに痛む
3.かかとのやや前内側を押すと激痛が走る
4.土踏まずにも痛みを感じる
足底筋膜炎の原因とは?|ふくなが接骨院
ランニングや体重の増加、身体のバランスの崩れなどで足底筋膜に負担が大きくかかると、かかとの付近で組織の小さな損傷がみられるようになります。度重なる負担や、年齢を重ねることにより治癒が遅れて治りきらない状態になります。身体の反応として、傷ができるとその周りに血管が増えるため神経が過敏な状態になります。これが強い痛みの原因となります。
足底筋膜炎になりやすい条件とは?
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中高年の女性(40歳~60歳)に多い
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ランニング、つま先立ち、ジャンプを頻回にする運動
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扁平足、もしくはハイアーチ
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肥満
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硬い地面に立ち続ける仕事に就いている(工場労働や教師など)
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そもそも足首が硬い
【足底筋膜炎かも?と思ったときの対処方】|ふくなが接骨院
セルフケアで様子をみる
対象:痛みが初期の段階で予防の側面もある
整形外科を受診する
かかとや足裏の痛みがあり、具体的にどこの組織がどんな状態になって炎症が起きているのかを画像で確認してみたい。
医師の診断をうけたい。また、学生さんやスポーツをされる方であれば、明日試合があるから一時的にでも痛みをコントロールしたい。近々、大切な予定があるので、その間だけでも痛みを感じずに過ごしたい。などのご希望がある方は、整形外科などの医療機関で診断、処置をうけられることをお勧めします。
消炎、鎮痛を目的とした処置は、炎症を鎮め、痛みの緩和、改善を目指すためには非常に効果的な手段だと言えます。
ただし、根本的な改善を目指すためには、足裏やふくらはぎなどの柔軟性が改善されることが重要です。足の裏の筋膜が断裂や炎症を発生させてしまった原因が改善できなければ、再発をくり返す可能性が高くなりますので注意が必要です。痛みや炎症を改善しただけでは根本的な治療につながりにくいのです。
接骨院で施術をうける
かかとの痛みがあることで日常生活に不便を感じ、身体を根本的に改善したいと言う方には接骨院で施術をうけられることをお勧めします。
接骨院での施術は、炎症の早期改善を促す特殊な電気機器や、足のうらの柔軟性を確保するために必要な筋肉にたいしてマッサージなどの手技や運動指導、姿勢や歩き方を正しい状態に導くために骨格や骨盤調整をおこない、ストレッチや筋力強化をおこない、本来の身体のバランスに導くことが接骨院での施術の特徴です。また、接骨院ではレントゲンなどの検査や診断をうけることはできません。
更に接骨院によっては施術内容や電気機器がさまざまで、最先端の治療機器をそろえている院もあれば、昔ながらの機器を使用している院もあります。どの院で施術をうけるのか?も重要なポイントになります。
【ふくなが接骨院での施術と根本改善にむけた考え方】|ふくなが接骨院
足底筋膜炎でお悩みの方の3つの問題点
・現在の痛みの局所的原因である筋膜の断裂と炎症
・足のうらの筋膜の柔軟性の喪失
・姿勢の崩れからくる足底筋膜のへの負担過剰
痛みをとる
まずは、【1.現在の痛みの局所的原因である筋膜の断裂と炎症を軽減する】ことを第1目標とします。具体的にはテーピングなどで患部の安静をはかり、ハイボルテージ治療器などで患部の消炎や鎮痛をはかり自然治癒力を促進させます。
根本改善する
次ぎに、【2.足のうらの筋膜の柔軟性の喪失を改善させる】手技を使って足うらの柔軟性を向上させます。ふくらはぎの筋肉の柔軟性は非常に重要であるため、セルフケアができるようにストレッチなども指導します。最終的には足の指がしっかりと使えるようになっていただきます。
かかとの痛みを引き起こす本当の原因は他にある
最終段階として、3.姿勢の崩れからくる足うらの筋膜のへの過剰な負担を改善する。足底筋膜炎をおこす方の中には、足の縦アーチの消失のみならず、横アーチも消失されている方も少なくありません。外反母趾などがその一例です。このような状態をひきおこす根本原因は姿勢バランスの崩れにも由来します。
これらの症状に対して【骨盤矯正による不良姿勢の改善】【インナーマッスルの強化による支える力の強化】具体的には、簡単なトレーニング指導やEMSをもちいた効率的な筋力強化を行ないます。【インソールの提案】オーダーメイドインソールの提案を行ない、根本改善と予防につなげます。
足底筋膜炎やかかとの痛みでお悩みの方は、ふくなが接骨院にご相談ください。

執筆者:柔道整復師
院長 福永 由隆
こんにちは、ふくなが接骨院、院長の福永です。
当院は首の痛みや肩の痛み、腰の痛みに対してマッサージや骨盤矯正、最新の電気治療を用いて早く痛みを取る施術をおこなっています。
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